IQ850

ダイブコンピュター
TUSAのIQ850は凄い

当分、海の案内人ちびすけでは
IQ850のみ扱うことにしました。


身体にたまる窒素は
たまる場所の性質(たとえば脂肪は溜まるのが遅いが抜けるのも遅い)によって
まったく影響や扱いが変わってくる

そこで減圧理論は

溜まり易く抜けやすい
普通に溜まって普通に抜ける
溜まりにくく抜けにくい

みたいに
コンパートメント(理論上の区分けみたいなもの)
にわけて計算してゆく

IQ850はそれを
眼に見える形=棒グラフのようなもの
にして表示してくれる
どのコンパートメントにどのくらい溜まったかがわかる

NDLまでの数値しか水中で表示しないダイコンは
ほとんど窒素の安全管理に役立たない
「溜まった量」で管理するのが必須になるのだが
それがコンパートメントごとにあらわされると
さらに解りやすく現実に近い


今後
このダイコンをもとに
どのくらいのコース取りなら
何時間で御殿場を越えられるのか
どれくらいの安全性が確保されるのか
どのような安全停止をすればよいのか
何百通りで研究してゆこうと思っている

すくなくとも
今現在まかり通っている
ダイビング界のダイビングプロフィールは否定されてしまうかもしれない
しかしそれは仕方ない
過去の知識や常識にしがみついていても
安全性は向上しない

潜り方を変える必要性があるなら変える
試行錯誤していつもBETTERを模索してゆく
それが我々の務めだと思う

今までの見識から変わることは恥ではない。

進化をやめたら
それは現在からの退化なのだといえるでしょう。

日々勉強すべし